ランニングを通じて世界の文化や習慣を知るシリーズイベント“世界を走る”

トピックス

ランチに「ワラチ」をご提供!

東京では桜が葉桜になり、短パン、Tシャツ、そしてワラーチでのランニングが心地良い季節になりました。
いよいよワラーチの季節、到来ですね。

さて、ワラーチ6時間耐久リレーマラソンは、食べ物もメキシコこだわります。
メキシコシティなどの都市部ではワラチという食べ物が日常的に食べられています。
ワラチとは、焼いたパン生地をベースに、緑や赤のチリソース、タマネギ、ジャガイモ、コリアンダーなどいろいろなものをトッピングして、チーズを絡めた人気の定番のメキシコ料理。楕円形の形がサンダルに似ていることから、その名もワラチと呼ばれています。

ワラーチ6時間耐久リレーマラソンでは、東京・新橋にあるメキシコレストラン「ドンブランコ」さんをお招きし、会場でこのワラチを作り、ランチとしてご提供します。作りたてですから、当たり前ですが温かいんですよ(^_^)
料金はエントリー料に含まれていますから、選手の皆さんは追加料金なしで1つをお召し上がりいただけます。
また、販売もする予定ですので、お代わりを食べたい方やご同伴の方、会場に遊びに来られた方も有料でお召し上がりいただけます。
ハラペーニョまたはトマトソースをお好きなだけトッピングできる太っ腹ランチです!

童里夢工房さんが手作りワラーチを会場に出店

東京・府中市にある障害者就労支援施設「童里夢工房」(どりーむこうぼう)さんが大会当日、手作りのワラーチを3,900円で販売してくださいます。
手作りワラーチは正真正銘の廃タイヤを使ったものですから、すべて手作り。タイヤの溝も厚みも異なり、同じワラーチは二つとありません。ワラーチがなくて出られないという方は当日、このサンダルを購入してから出走することもできます。

童里夢工房で働く障害者の方たちは以前、時給が250円だったそうです。作った商品の売上がそのまま給料に反映されますので、商品が売れないと給料も低いまま。
「こんなことではいかん。オリジナリティがあって付加価値の高いものを作って工賃を上げないと」
こう思った職業指導・生活支援員の菅井誠さんはテレビからヒントを得て、廃タイヤでサンダルを作る「aruku-tire」を考案。地元のタイヤ店を探したり、首都高にストラップに使う横断幕の供給をお願いするなどして2013年1月、「aruku-tire」の発売に漕ぎ着けました。
結果、これまでに170足が売れ、従業員の時給は500円になったそうです。

「目標は時給800円。ストーリー性とドラマ性があり、一般企業とともに商品を開発して社会とつながりながら新しい商品を作っていきたい」と意気込む菅井さんは、BORN TO RUNを参考に独自のワラーチを開発。廃タイヤをグラインダという機械で削り、購入してきた真田紐にミシンをかけたりアジャスターを取り付け、その紐を通す穴を鑿で開けるなど、1足作るのに約3時間ほどかかるそうです。

オートバイの廃タイヤと真田紐を使ったこのワラーチを、5月25日に「ワラーチ6時間耐久リレーマラソン」の会場に持ってきてくださいます。
今のところ、サイズはS(23~24cm)、M(24~25cm)、L(26~27cm)、XL(27~28cm)を用意しますとのことでしたが、足の小さな女性を考慮して22.5cm程度のSSもお願いしておきました。

サンダルがない、自分で作るのが面倒という皆さん。
ぜひ、童里夢工房作のワラーチをお試しください。
※すべて手作りですので、タイヤの質感や厚さ、重さ、紐のデザインなどはバラバラです。